年齢とともに、
視力にピントが合いにくくなったり、
白髪が増えたり、
皺が増えたり。
以前のわたしなら、
その変化に驚愕して、
きっと落ち込んでいたのかもしれません。
でも今は、
人は死んだとき、
皺も
たるみも
お金も
仕事も
家族も
すべてを置いていき、
ただ魂だけになるのだと感じています。
そう思ったとき、
わたしはふと考えました。
これから何を大切にして生きたいのだろう、と。
そこから、
自分を見る視点が
大きく変わった気がします。
肉体を持つ人生で感じた感情だけが、
魂になったあとも
持ち続けていくものなのだと。
そう考えると、
「今が幸せだ」と胸を張って生きることは、
誰かに与えられるものではなく、
自分にしか与えられないものだと思いました。
人生の終わりが
いつ訪れるかは
誰にもわからないから。
その瞬間から、
鏡に映る年齢を重ねた自分の姿に、
哀しみを感じることはなくなりました。
加齢に逆らうことよりも、
心がみずみずしく、
柔らかく在ることの方が、
ずっと意味があるのだと気づいたのです。
あの頃のわたしと、
今のわたし。
今の方が、
ずっと心が満たされていて、
幸せです。
これだけでいい。
そんなふうに感じた一日でした。
もちろん、
綺麗に越したことはありません。
でもその綺麗さは、
誰かを不快にさせない程度で十分。
それ以上に、
心の在り方の方が大切なのだと
気づいた出来事でした。