なんだか
スッキリしない気持ちで
過ごしているときがありました。
特別、
目の前で
何かが起きているわけでもない。
それなのに、
胸の奥がざわつく。
よく見てみると、
過去にあった出来事の
「感情」だけを
思い出していることに
気づきました。
今、起きていることではなく、
もう終わったはずの感情を
何度も
心の中で再生していただけだった。
以前のわたしは、
その感情や思考に
すっかり支配されていました。
一日が、
一週間になり、
一ヶ月になり、
気づけば
とても長い時間、
その世界に
閉じ込められていました。
その正体は、
理想と現実のギャップ
でした。
「こうなりたかった」
「まだ辿り着いていない」
そんな思いが、
今とは関係のない
過去の感情として
よみがえっていただけ。
そう気づいた瞬間、
ふっと
視点が引きました。
これはもう
過去のものなんだ。
今のわたしには
関係ない。
そう俯瞰して見ていたら、
それまでの不安を
くつがえすように、
大きな
大きな
安心感が
身体いっぱいに
広がってきました。
そして同時に、
内側から
静かな活力が
立ち上がってきた。
温かさに包まれながら、
思いました。
ああ、
これで
よかったんだよね。
無理に前に進まなくても、
何かを証明しなくても、
ここに戻ってくるだけで
よかったんだ。
この活力は、
何かを足して
生まれたものではなく、
もともと
わたしの中にあった
本来のエネルギー
だったのかもしれません。
ただ、
思い出しただけ。
古い感情や思考から
離れている時間が多くなれば、
理想と現実のあいだは、
無理をしなくても
少しずつ
縮まっていくのかもしれません。