わたしは、
心と体を壊して病んでいた時期が長くありました。
沸々と湧いてくる心のネガティブな沼。
寝ても起きても、息をしても、ご飯を食べていても、
ただ時間だけを生きているような廃人のような日々。
表では、
普通に社会に馴染んでいるように見えても、
一人になった瞬間、目の前が真っ暗になり、
塞ぎ込んでしまう自分がいました。
そんな時間が続く中で、
ふと、こんな気持ちが生まれました。
「もういい。
一息の感覚は人それぞれなんだ。」
人に急かされても動けないのは仕方がない。
それなら、自分の心が喜ぶことを探そう。
映画を見たり、
料理にハマったり、
自己啓発本で自分を探求したり。
絡まってしまった糸を、
どうやってほどけるのかを試し続けていました。
わたしはかなり拗らせていたからか、
気づけば7年もの月日が経っていました。
でも今ならわかります。
あの時間は、
「生きるか死ぬか」しか選べなかった価値観を手放し、
人生を丸ごと入れ替えるための期間だったのだと。
一息の長さは、人それぞれ。
落ちたら、
自然に上がってくるのを静かに見守る。
それができるようになった今、
あの時間はわたしの大きな財産になりました。